レンダリングする・しないは、render_flagを使う。
CUIでは、render_flagを使って、レンダリング対象をオン・オフ切り替える。
スクリプトで、レンダリング対象の入・切を、設定できれば、
- 先に、オブジェクトを全部作っておいて、
- 必要に応じてオンする
- 画像として保存(もしくは、アニメの1フレームとして追加)
もちろん、1フレーム毎に、新しいオブジェクトを作ったり消したりという操作でもいいけど、そんなことはどうだっていいだろ!俺はオン・オフしたいんだよっ!
スクリプトで、レンダリングすると、選択したもののみがレンダリングされる。だから、選択対象がオンだろうがオフだろうが、関係ないと思った。
しかし実際には、いちいちレンダリング対象を選択するスクリプトを作るのは大変なので、レンダリングする前に、ルートパートを選択しながらレンダリングするので、この設定は、大事。
ブラウザの、水色の球をクリックして、レンダリング設定(GUI)
まずは、GUIから。
ブラウザの、水色の球をクリックすると、レンダリングの設定ができる
写真の状態では、継承。親パートが、レンダリングされるのであれば、されるし、レンダリングされないのであればされない。
デフォルトでは、この状態。
表1
球の色 | 説明 |
---|---|
水色 | 継承(デフォルト)。親パートが、レンダリングするならするし、レンダリングしないならしない。 |
灰色 | レンダリングしない。レンダリング対象から外れている。 |
水色+黄色いチェック | 常にレンダリング。親パートが、レンダリング対象から外れていても、レンダリングされる。 |
render_flagで、スクリプトから、レンダリングをオン・オフする。(CUI)
xshade.scene().active_shape().render_flag = -1
xshade.scene().active_shape().render_flag = 0
xshade.scene().active_shape().render_flag = 1
引数は三種類ある。
表2
引数(整数型) | 説明 |
---|---|
-1 | 継承(デフォルト)。親パートが、レンダリングするならするし、レンダリングしないならしない。 |
0 | レンダリングしない。レンダリング対象から外れている。 |
1 | 常にレンダリング。親パートが、レンダリング対象から外れていても、レンダリングされる。 |
hide()では、図形ウィンドウ上で見えなくなるだけ。
hide()では、図形ウィンドウ上で見えなくなるだけで、レンダリングされてしまう。
xshade.scene().active_shape().hide()
hideの操作は、GUIでの操作でいうと、目のマークのあれの事。