20170212

soic-8を外す

オペアンプのICをはんだ小手で外して、別のに付け替えた。


soic-8のOPA380を、OPA657に取り換えようとした。
ピンの配置は、同じだし、問題ないと思う。(パッケージによる。)
事前に、tinaとかで、シミュレーションしたし、大丈夫だと思う。


はんだ付けされたICをとる。


はんだ吸い取り線を使って、はんだを吸いとって、足を適当に温めたら、ポコッと、とれるだろうと思っていたが、そんなに甘くはなかった。前やった時は、こんな感じでとれたはずだったんだけど…


アンプがとれない。


しかし、いくら頑張っても、取れない。全然取れない。



    • 足の裏で、しっかりくっついていて、とれない。

    • 8本もピンがあるから、一本ずつ温めてくそばから、冷えてく。



    • あまり温めすぎると、取れるときに、銅の部分もバリっと剝がれてしまう。




今までやった事なかった外し方をやってみた。


一本一本やるから、冷める。
ピンに、過剰量のはんだを流し込むと、ピン同士でくっつく。


これは、半田ブリッジとかいって、ピン同士がショートした状態だから、当然よくない。
でも、外すときは便利。


わざと全部のピンを半田ブリッジさせて、一個のはんだの塊として温める。
小手をせこせこ動かさなくても、簡単にポコッと外れる。


DSC_0374.JPG
ポコッと外れました。後ろの基板は、関係ない基板。


「このやり方すごい!」、「…いや、こんなことを思いつくおれ、すごい!」と思ったけど、既にここに似たようなのが載ってた。


当然、はんだがべったり残るので、はんだ吸い取り線で、キレイにした。


取り外したICは、再利用できるのだろうか…


OPA380も657も、何でか知らんけど高いからなぁ…


でも使う勇気がないので、捨てる。


posted by yuchan at 07:00 | Comment(1) | 電気回路